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記録

p4cの実践、日々を過ごしていて気づいたことについて書いています。

居心地

出張でp4cをする機会があった。出張のいいところは、出向いていった先ではぼく1人が余所者で、他の人同士は顔見知りというところだ。なんとなく居心地がいい。 単発のイベントだと、ぼくも参加者も初めましてのメンバーになる。やることは変わりないが、初めて会った人同士がわざわざ話す必...

7月のミーティングで

その日は、いつものミーティングで、M先生が小学生の子どもたちが描いたポスターをたくさん持ってきた。教室の絵が、その日の給食の献立まで細かく描きこまれた絵、色とりどりの風船が描かれた絵、友だちと花火を楽しむ様子が描かれた絵。大体30枚くらいのポスターが机に並べられ、研究会のメ...

代稽古

ここ最近、合気道の稽古が楽しい。稽古に行くと、人がたくさんいて、話をしたり、技をかけあったりする。他の人がにぎやかに喋っているのを心地よく聞けるのは、珍しい機会だと思う。道場には、日常とは違った時間が流れている。 昨日の稽古は、K先生が海外遠征中のため、M本さんの代稽古だっ...

水辺

外に出てぼんやり過ごしている。最近、梅田で再開発が進んでいる地域には、緑が植えられ、人工の川が流れ、近くにベンチが置いてある場所が増えた。パラソルで出来た陰のあるベンチに座り、水遊びをする数組の親子を眺める。幼稚園くらいの子どもが2~3人、水をかけあって遊んでいる。...

竹内レッスン

竹内敏晴のレッスンの映像を見た。お弟子さんたちが行っている映像はこれまで何度も見たが、竹内自身が動いて、声を掛ける姿を見るのは初めてだった。 今から30年くらい前の映像で、NHKが制作した若者向けの番組だった。スタジオでは、若手の論客とおぼしき司会者、ご意見番のような年配の...

7月27日(金),8月24日(金)にワークショップをします

友人の活動拠点でp4cをやります。以下、イベントの案内です。 <イベント案内> 友だちってなんだろう、学校ってどんな場所なんだろう、どうして勉強をしないといけないんだろう・・・・ふと心に浮かぶ気持ちを、自分以外の人と一緒に考えてみます。...

飲み会

友人のHと居酒屋に行った。友人と会って話すのは楽しいものだと改めて思った。そういえば、ここしばらく友だちと会って話すということがなかった。入った居酒屋では、ワールドカップが放送されていた。ドリンクをそれぞれ1杯と焼きめしとチヂミを頼んだ。ぼくはウーロン茶を、Hはトマトチュー...

半分

場所が変わってからp4cに来るのが2回目のSさんは4年生だ。土曜日は梅田で用事があって時間がギリギリだった。帰ってきて慌ててお風呂に入って髪を乾かす。まだ少し濡れた髪のまま教室に入ると「お風呂はいってたでしょ」と言われてなんだか後ろめたい気になる。遅刻しかけて教室に駆け込み...

ホームページ開設

最終更新: 7時間前 ホームページを作りました。 過去の記録も移行していきます。

嘘に出会うことがある。人と話すとき、耳を通じて互いに言葉を交換しているが、相手が話す言葉より、語られていない方の言葉が伝わってくる時がある。表面的に発される言葉とは違うところに、話し手の意図や思惑が感じられる。人は本当に様々な嘘をついている。冷たく、悲しくなるような嘘もあれ...

秘密

5年生の男の子と一緒に勉強をしている。いつも勉強を始める前に雑談をしていて、一昨日は友だちと遊んだ話をしていた。彼は時々「それは企業秘密やわ」と言って黙ることがある。その秘密は、昨日遊んだ子の名前だったり、何人かで作った秘密のクラブ活動のクラブ名であったり、友達同士で使って...

台本

近くで開かれている子ども食堂のイベントに参加した。知り合いや、顔を見たことがある人が何人かいたが、会話が盛り上がっていたので遠巻きに眺めていた。 たまたま近くにいた年長~小学1年生くらいの男の子がじっとこちらを見ていたので「どうしたの?」と声をかけ、それからしばらく話した。...

苦しむこと

初めて会った最初の時から、考えることを楽しんでいる子どもに会うことがある。そういう子が口にする疑問は、その子が普段生活している環境からふっと浮かび上がってくるような自然さがある。授業で目立つため、先生に良く思われるため、そういう力みが一切ない。問いについて話す口調は、好きな...

名前

p4cを始めた時、相手をどう呼べばいいのか分からずに困った。いきなり下の名前で呼ぶのはやめたほうがいいと思った。 以前、仲良くなろうと必死だったときはそのようにしていた。もちろん、その時はそれなりに効果があった。けれど、何年かたって、街で中学生くらいになった彼ら・彼女らに会...

p4cで使った手紙

p4cに参加してくれた4年生の男の子に、こんな手紙を書いた。 ******* エクスペクトパトローナムさんへ ※「エクス~」はその日のp4cの哲学ネーム 土曜日は、子ども哲学に来てくれてありがとう。 この手紙では、子ども哲学が終わってから、ぼくがもう少し考えてみたいと思った...

人数

土曜日のp4cで、小学4年生の男の子が「大勢の人がいるとしんどい」と言っていた。話を聞いていると、大勢だと話が飛び交ってついていけなくなると言っていた。その後は、大勢でいるとき、少人数でいるとき、1人でいるとき、それぞれの違いについて考えた。...

手紙

p4cをした子どもに向けて、手紙を用意した。その日に話した内容の振り返りに加えて、会話を思い出しながら自分が思いついた問いを書いた。 子どもとの関わりは、月に1回か2回、1時間程度の時間を一緒に過ごすくらいだ。限られた時間の中でできることは限られている。時間が限られていると...

rush

待ちに待った新刊、『子どもたちの未来を拓く 探求の対話「p4c」』(http://amzn.asia/bS9kgzJ) が届いた。宮城県白石市が、地域ぐるみでp4cに取り組む様子が描かれている。「p4cってなんだろう?」と思っている人にとって、p4cの成り立ちから実際の取り...

一言

先週のp4cは6年生の男の子1人と3年生の女の子と大人2人の4人。 テーマは「怖い話」から始まった。ぼくは、小学生の時に肝試しをした話をした。もう1人の大人は「川で弟が溺れかけて、弟が死んでしまうのではないかと思って怖かった話」。怖いにもいろいろ種類があるね、と確認しながら...

暮らしの中にある緊張

保護者の方から、子どもがp4cに参加するときは毎回緊張すると言っている、という話を聞いた。その子、S君は1年前くらいからp4cを一緒にやっている。回数でいえば数十回の経験者だと思うが、それでも未だに緊張するという。何十回と同じことをしているのに緊張するというのは、毎回新鮮に...

お知らせ

​会場を用意していただける場合、出張での講座も行っています。

講座のスケジュール

p4cの教室「はちみつ堂」についてはこちらをご覧ください。

9月17日(月)

ばんまい(大阪府池田市鉢塚3-15-5A)にて

17時から18時まで

9月23日(日)

「こどもてつがく対話」

生活クラブさんのイベントに参加します

後日詳細をアップします

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