top of page

記録

p4cの実践、日々を過ごしていて気づいたことについて書いています。

手紙

p4cをした子どもに向けて、手紙を用意した。その日に話した内容の振り返りに加えて、会話を思い出しながら自分が思いついた問いを書いた。


子どもとの関わりは、月に1回か2回、1時間程度の時間を一緒に過ごすくらいだ。限られた時間の中でできることは限られている。時間が限られているという気持ちから、慌てて色々と詰め込んだ内容にしてしまう。


もっと緊張感のない形でp4cをやりたい、と思い始めている。そしてそう思い始めたのは、親に対するぼく自身の緊張が和らいできたからかな、と思う。

p4cをするときは、親が一緒に参加しても、横で見ていても、送り迎えだけでも、自由にしてもらうようにしている。家庭によって、子どもとの距離感はさまざまだからだ。


しかし、やはり近くに親がいると「お金をいただいているのだから」、「役に立つことをしないと」と色々と考えてしまう。根っこにあるのは、認められないといけない、という気持ちだと思う。


子ども向けの手紙は、前から考えていた。けれど、手紙は子どもだけでなく、親の目にも触れるので、書くときはどうしてもそれが頭に浮かかぶ。いったん浮かぶと、手紙の体裁ばかりが整ってしまう。だから止めていた。


手紙を書けるようになったのは嬉しいことだが、書いた手紙へのリアクションは、「よくわからない」、「読めない漢字が多い」、「問いが難しすぎる」というものだった。ひとつできるようになると、次にできないことがでてくる。やるべきことが見つかった、と嬉しくなる。

 
 
 

最新記事

すべて表示
居心地

出張でp4cをする機会があった。出張のいいところは、出向いていった先ではぼく1人が余所者で、他の人同士は顔見知りというところだ。なんとなく居心地がいい。 単発のイベントだと、ぼくも参加者も初めましてのメンバーになる。やることは変わりないが、初めて会った人同士がわざわざ話す必...

 
 
 
7月のミーティングで

その日は、いつものミーティングで、M先生が小学生の子どもたちが描いたポスターをたくさん持ってきた。教室の絵が、その日の給食の献立まで細かく描きこまれた絵、色とりどりの風船が描かれた絵、友だちと花火を楽しむ様子が描かれた絵。大体30枚くらいのポスターが机に並べられ、研究会のメ...

 
 
 
代稽古

ここ最近、合気道の稽古が楽しい。稽古に行くと、人がたくさんいて、話をしたり、技をかけあったりする。他の人がにぎやかに喋っているのを心地よく聞けるのは、珍しい機会だと思う。道場には、日常とは違った時間が流れている。 昨日の稽古は、K先生が海外遠征中のため、M本さんの代稽古だっ...

 
 
 

Commentaires


お知らせ

​会場を用意していただける場合、出張での講座も行っています。

講座のスケジュール

p4cの教室「はちみつ堂」についてはこちらをご覧ください。

9月17日(月)

ばんまい(大阪府池田市鉢塚3-15-5A)にて

17時から18時まで

9月23日(日)

「こどもてつがく対話」

生活クラブさんのイベントに参加します

後日詳細をアップします

  • Facebook Classic
  • Twitter Classic
  • YouTube Classic
bottom of page